朝9時に第二市場に入ると、六角形の古い建物の下には放射状に広がる「六条通」の通路が三本あり、天窓から光が斜めに差し込んで、野菜の屋台・麺店・肉屋・米店が混然と並んでいる。山河の爌肉の香り・丁山肉丸が揚がる音・王記の菜頭粿(大根もち)を鉄板で焼く香り・かたわらの当帰鴨(当帰を使った鴨の薬膳スープ)の漢方の香り——1917年から存在するこの市場は、台中の食通が通う朝食・ブランチの拠点であり、観光客が最も手軽に台中の食の世界に入れる入口でもある。
第二市場とは
台中第二市場は中区の三民路・台湾大道一帯に位置し、1917年の建設で、中央の六角楼を核心として外側に三本の通路が延びている。地元では「六条通」と呼ばれる、日本統治時代に建造されて良好に保存された百年の公有市場だ。市場内では昼間、生鮮品の小売りと軽食の両方が営まれており、朝食の時間から営業が始まる。爌肉飯・肉円・菜頭粿・麺線糊・当帰鴨など台中を代表する軽食が集まり、台中旧市街で「一か所で複数の定番を効率よく食べ切る」目的地として知られている。
第二市場そのものが台中市の公式観光地の一つで、六角楼の建築が見どころだ。市場棟のそばの「富貴亭」の当帰鴨はかつて台中のミシュランビブグルマンに選ばれており、この市場で最も国際的に知られた屋台の一つだ。市場内の山河魯肉飯・丁山肉丸・王記菜頭粿・嵐肉燥などは地元の食通が長年語り合う代表的な屋台だが、本図鑑は「百年市場の聚落」を主軸として第二市場を品目の目的地として紹介するものであり、特定の一屋台を推薦するものではない。
地元流の食べ方
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朝食・ブランチを優先する老舗の多くは6〜13時の営業。早く行くほどスープと具材の状態がよい。午後になって入場しないこと。半数ほどの屋台しか残っていないことが多い。
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二か所で一食分を合わせる市場での食べ方は「分けて共有する」こと。異なる品目の店を2か所選んで各自一椀ずつ注文し、みんなで交換しながら食べると品目が完結する。
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まず当帰鴨から食べる棟のそばの当帰鴨はかつてミシュランビブグルマンに選ばれた。薬膳のスープが香ばしくてすっきりしており、朝食・ブランチの最初の一椀に適している。
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六条通を歩いて確認するまず六角楼の三本の通路を一周して、どの屋台に行列ができているか・どの屋台が今調理中かを確認してから、どの店で注文するかを決めるほうが、入った先から注文するより安心だ。
地元の常識
客観的な裏付け(PR情報を除外)
- 第二市場は1917年の建設で、六角楼の建築と三翼放射状の「六条通」構造が市場の主な特徴であり、公式観光地となっている。
- 棟のそばの富貴亭の当帰鴨はかつて台中のミシュランビブグルマンに選ばれており、市場内で最も国際的に知られた代表屋台だ。
- 本図鑑は「百年市場の聚落」を位置の目安とし、山河・丁山・王記などは地元で長年語られる代表屋台として紹介する。個別の評価を作り上げることはしない。
訪問のヒント
- 軽食の屋台の多くは6〜13時の営業。月曜定休が多い店もあるので、訪問前に個別の屋台の営業日を確認しておくこと。
- 市場周辺の路地は狭く駐車が難しい。バスか電車で台中駅から徒歩がおすすめ。
- 自由路糕餅街・宮原眼科・台中公園と組み合わせて、台中旧市街の朝食・ブランチ+スイーツの散歩ルートをつくることができる。
情報はミシュランガイド、台中市政府観光旅遊サイト、および多数の一般口コミをもとに整理し、PR案件は除外しています。写真は現地撮影後に差し替え予定です。