大稻埕老茶行は、重慶北路や迪化街一帯で数代にわたり受け継がれ、今も自家精製や炭焙の工程を維持している台北の老舗茶荘である。重慶北路の老茶行に入ると、まずドア口で焙茶の重厚な香りを感じる。文山包種・凍頂烏龍・東方美人の入ったガラス瓶が天井まで並び、老茶師が選んだお茶を淹れて試飲させてくれる——この通りは百年の茶の香りの縮図だ。
林華泰茶行の前身「林全記商行」は1883年に正式に命名され茶業を営み始め、2016年8月22日に台北市政府文化局によって台北市歴史建築に登録され、現在は五代目が受け継いでいる(国家文化資産網の公告で確認可能)。有記名茶は1890年創業で現在五代目まで続いており、今も炭焙の焙籠部屋を稼働させている、大稻埕で数少ない伝統的な焙茶工程を完全に保っている百年茶荘だ。一点訂正:焙籠見学が「台北市政府文化局の公式訪茶ガイド」に含まれているという説が見られるが、正確ではない。実際は店独自のガイドツアーであり、有記・林華泰・新芳春の三店を回る「訪茶の旅」は民間業者(台湾走読など)が企画・販売するものだ。文化局が直接管理しているのは同地区の新芳春茶行(2016年5月から接管)である。
大稲埕老茶行とは
大稲埕は19世紀末から淡水河の水運で台湾の茶葉の輸出集散地として栄えており、茶行は今の重慶北路・迪化街・保安街一帯に集まっていた。いわゆる「老茶行」とは数代受け継いで、今も自家精製か炭焙の工程を維持している茶荘を指し、台湾産の包種・烏龍・東方美人を主に販売し、一部は普洱茶と花茶も扱っている。ここで売っているのは茶葉だけでなく、一通り揃った選茶・焙茶・品茶の伝統だ。
林華泰茶行は公式サイトによれば1883年創業で、2016年に店舗が台北市の歴史建築に登録されており、大稲埕で最も老舗の茶行のひとつだ。有記名茶は1890年創業で、大稲埕で現在唯一炭焙の焙籠部屋を保存している茶荘で、焙籠の工程は台北市政府文化局の公式の茶行見学ガイドに収録されている。両店ともお茶の試飲と焙茶エリアの見学を手軽に組み込めて、大稲埕の茶の歴史を知る最も直接的な入口になっている。
地元流の食べ方
地元の常識
客観的な裏付け(PR情報を除外)
- 林華泰茶行は公式サイトによれば1883年創業で、2016年に店舗が台北市の歴史建築に登録された公式認定だ。
- 有記名茶は1890年創業で、大稲埕で唯一炭焙の焙籠部屋を保存している茶荘で、焙茶工程が公式の茶行見学ガイドに収録されている。
- この項目は品類の巡礼なので、大稲埕には王瑞珍・嶢陽・新芳春などの老舗もあるが、本図鑑は紹介するにとどめて特定の一店を優遇していない。
訪問のヒント
- 老茶行は多く月曜から土曜に営業しており、日曜は一部が休業する。出発前にGoogleで当日の営業時間を確認しておこう。
- MRT大橋頭か双連駅から徒歩10分で迪化街と重慶北路の茶行エリアに着く。
- 迪化街の乾物・霞海城隍廟・永楽市場と組み合わせると、茶の香りと乾物の香りが大稲埕独自の香りの地図になる。
情報はミシュランガイド・台北市政府観光旅遊網と大量の公開クチコミをもとに整理し、PR案件は除外しています。
よくある質問
大稲埕老茶行とは何か。
重慶北路や迪化街一帯で数代続き、今も自家精製や炭焙を行う台北の老舗茶荘である。
林華泰茶行はどれくらい古いのか。
前身は1883年に命名され、2016年に台北市歴史建築に登録、現在は五代目が受け継いでいる。
有記名茶の焙籠見学は市の公式ツアーなのか。
いいえ、工場見学は店独自の企画で、広域の訪茶ツアーも民間業者の企画であり文化局の公式ツアーではない。
これらの店は主に何のお茶を売っているのか。
主に台湾産の包種・烏龍・東方美人で、一部は普洱茶と花茶も扱う。
出典
- 林華泰茶行 - 國家文化資產網 — 文化部國家文化資產網,1883年命名、2016年8月22日登錄歷史建築
- 大稻埕百年茶行 有記名茶,傳承五代的回甘茶韻 — 微笑台灣,有記名茶1890年創立、五代傳承、炭焙焙籠間
- 臺北市政府文化局 -新芳春茶行 — 台北市文化局官網,2016年5月接管新芳春茶行,用以訂正「有記名茶為文化局官方導覽」的不精確說法