台湾グルメ図鑑
豚心春雨

豚心春雨

さっと湯通しした歯応えのある豚の心臓と澄んだ春雨スープ。旗山老街から初めてミシュランのビブグルマンに入った一杯
📍 高雄・旗山・旗山老街🏆 収集級・湯品🐷 湯通しの豚心と澄んだスープの春雨

豚心春雨は台湾でよく見られる澄んだスープの軽食で、薄切りにした豚の心臓をさっと湯通しして春雨に乗せ、スープ・ショウガ・セロリを添えたものだ。高雄・旗山の秀明豚心春雨は2024年に旗山老街の飲食店として初めてミシュランのビブグルマンに選出された。高雄市街から車で旗山老街に入ると、バロック様式の外観の裏に目立たない小さな店があり、昼どきに短い列ができている――ごく普通に見える一杯が、この小さな店をミシュランへ送り込んだ。

秀明豚心春雨は1986年創業で旗山老街にあり、2024年に台湾ミシュランガイドが初めて発表したビブグルマンのリストに選出された、旗山老街の飲食店として初の入選だ。看板メニューは月見肉燥飯と豚タンだ(出典:ミシュランガイド公式サイト、TVBS食尚玩家)。

豚心春雨とは

豚心春雨は台湾でよく見られる澄んだスープの軽食だ。豚の心臓を薄切りにして沸騰したスープの中で「外は火が通り、中がほんのりピンク」になったところで引き上げ、湯通しした春雨の上に乗せ、スープ・ショウガの細切り・セロリのみじん切りか揚げエシャロット(フライドエシャロット)を加える。肝心なのは豚心を「ちょうど火が通ったところ」で湯通しすること――火を通しすぎると硬くなり、足りないと臭みが残る――ため、多くの場合、店主自らがスープを管理する。スープは豚骨を清炖(澄ましスープ)にして重いタレに頼らず、醤油と少量の米酒が塩気の源で、澄んでいながら薄くない。

高雄の旗山は清朝の時代から南台湾の山産物の物流の要衝で、老街の軽食は百年来の歴史的な脈絡を持つものが多い。秀明豚心春雨は旗山老街の人気老舗で、2024年に初めてミシュランのビブグルマンに選出され、旗山老街初の入選店となった。ごく素朴な澄んだスープの一杯が全国の旅人に改めて見直されることになった。豚心以外にも、通常は腎臓・粉腸・肝連・軟管(豚の消化管)などの部位も扱っており、合わせて食べることができる。

地元流の食べ方

🐷
豚心春雨まず看板の豚心春雨を注文し、湯通しの火加減を確かめる――豚心の断面はほんのりピンクでジューシーであること。
🍲
総合もつ湯通し総合もつスープか腎臓スープを追加注文し、豚の内臓の湯通し料理を一度に揃えて食べる。
🥢
切り分けの黒白切豚の肝・頬肉か軟管(豚の消化管)を一盛り注文し、醤油ダレに付けてスープと合わせる。もっとも地元らしい食べ方だ。
🍚
小さい白飯を添えて小さい白飯かそぼろご飯で胃を落ち着かせると、澄んだスープ系を完結した一食にできる。

地元の常識

客観的な裏付け(PR情報を除外)

  • 秀明豚心春雨は2024年に初めてミシュランのビブグルマンに選出され、旗山老街初の入選店だ。
  • 旗山は高雄市政府観光局が指定する歴史街区で、老街のバロック建築には文化的価値がある。
  • 本図鑑は「高雄豚心春雨」というカテゴリの紹介を中心とし、旗山の秀明が主な代表だ。

訪問のヒント

  • 店は昼の営業のみで売り切れ次第閉店するところが多い。休日のピーク時間を避けるか並ぶ時間を見込んでおくことを勧める。
  • 旗山は高雄市街から車で約50分。自家用車か路線バスで行くことを勧める。
  • 旗山老街のバロック建築群・武徳殿・旗山駅文化園区への立ち寄りと合わせて半日の小旅行として組める。

情報は高雄市政府観光局のミシュランガイドおよび一般の口コミをもとに整理し、PR案件は除外しています。

よくある質問

秀明豚心春雨がミシュランに選ばれたのはいつですか。

2024年の台湾ミシュランガイドのビブグルマンに選出され、旗山老街の飲食店として初めての入選となった。

豚心春雨の豚の心臓はどのように調理しますか。

薄切りにした豚の心臓を沸騰したスープでさっと湯通しし、ちょうど火が通った瞬間に引き上げる。火を通しすぎると硬くなり、足りないと臭みが残るため、加減は店主が手作業で見極める。

豚心春雨のほかに何を注文できますか。

多くの店では腎臓・粉腸・肝連・軟管などの豚の内臓の湯通し料理も提供しており、豚心春雨と合わせて注文できる。

出典