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烏山頭ダム

烏山頭ダム

八田与一が設計した嘉南大圳の核心、珊瑚潭の湖景
📍 台南・官田区・烏山頭🏞️ 自然景観🔖 嘉南大圳・八田与一・珊瑚潭
写真: Wikimedia Commons

烏山頭ダムは台南市官田区にある日本統治時代のダムである。日本の土木技師・八田与一が設計し、1920年から1930年にかけて建設され、嘉南大圳灌漑システムの核心水源となった。入り組んだ湾の多い湖岸の形から珊瑚潭と呼ばれている。

烏山頭ダムは日本の土木技師・八田与一が1917年に提案した「官佃渓埤圳計画」に基づき、1920年9月1日に着工した。彼が独自に考案した「半水力沖淤式土壩工法」(Semi-Hydraulic Fill Method)で建設され、堤長約1,273メートル、高さ約56メートル。1930年5月15日に完成・通水し、当時の貯水量1億5,000万トンは東アジア最大規模であり、嘉南平原の約15万甲の農地を灌漑した。

烏山頭ダムの見どころ

烏山頭ダムは日本の土木技師・八田与一が設計を主導し、1920年代に着工、1930年に竣工した嘉南大圳水利システムの基幹施設だ。嘉南大圳の灌漑面積は嘉南平原全域に及び、台湾の農業史上最大規模の水利工事のひとつだ。ダムは「水中夯実工法」(Hydraulic Fill Dam)で建造されており、当時としては先進の工法だった。

ダムの湖面は丘陵地形の影響で多くの湾と入り江をもつ輪郭を形成し、上から見ると珊瑚に似ていることから珊瑚潭と名付けられた。園区内には八田与一記念公園があり、その執務宿舎を保存するとともに展示が設けられており、ダムの建設過程と嘉南大圳が台湾農業に与えた影響を記録している。八田与一の銅像が堤のそばに立ち、園区の代表的なランドマークとなっている。

楽しみ方のポイント

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水中夯実工法を理解する烏山頭ダムの堤体は特殊な工法で建造されており、一般的なコンクリートダムとは異なる視覚的な特徴がある。記念公園に詳しい説明があり、現場と対照しながら理解することができる。
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八田与一記念公園を参観する残された執務宿舎と展示は、技師と工事従事者の生活、そして嘉南大圳が嘉南平原の農業格局をどのように変えたかを伝えており、じっくりと読む価値がある。
珊瑚潭の遊覧船から見る珊瑚潭の湖面は広く、遊覧船が各湾の奥まで入ることができ、水面からダムの湖岸の丘陵地形を観察でき、岸からの眺めとはまったく異なる視点が得られる。
🌸
春の嘉南平原の農景官田区では例年1月から3月前後にヒシの田や周辺農地の景観が広がり、ダムから短時間で行けるため、参観後に農道を散策することができる。

実用情報

アクセスと所要時間

  • 官田区烏山頭に位置し、台南市中心から約30キロ。自家用車での訪問をおすすめする。周辺の公共交通は便数が限られている。
  • 園区は有料で、八田与一記念公園と湖面遊覧船はそれぞれ別に料金がかかる場合がある。出発前に公式ウェブサイトで入場料と開館時間を確認することをおすすめする。
  • 休日は混雑するため、記念公園をゆっくり参観したい場合は平日の訪問をおすすめする。

周辺スポット

  • 官田区は菱の実で知られており、毎年9月から11月が産季。ダム周辺の農村市場で購入することができる。
  • 曾文ダムは烏山頭ダムから車で約40分。台南のダム景観を巡る両ダム一日ルートとして組み合わせることができる。

入場料と開館時間は烏山頭ダムの公式ウェブサイトをご確認ください。

よくある質問

烏山頭ダムは誰が設計しましたか?

日本の土木技師・八田与一が設計・監督し、1920年に着工、1930年に完成しました。

なぜ「珊瑚潭」と呼ばれるのですか?

丘陵地形の影響で湖岸に多くの湾や入り江ができ、上から見ると珊瑚に似ていることから名付けられました。

どのような特殊工法で建設されましたか?

八田与一が独自に考案した「半水力沖淤式土壩工法」で、玉石・礫石・粘土などを混ぜて湿式の土堰堤を築きました。

烏山頭ダムはどれくらいの面積を灌漑しましたか?

嘉南大圳を通じて嘉南平原の約15万甲を灌漑し、台湾農業史上最大級の水利工事の一つとなりました。

出典