后里馬場は台中市后里区にある、日本統治期の昭和12年(1937年)に設置された台中州産馬牧場の跡地である。戦後初期は台中県農会が運営し、1952年に国軍が接収して聯勤台湾種馬牧場となり、1997年になってようやく台中県政府へ移管され全国唯一の公営馬場となった。園内には和洋折衷様式の厩舎と場本部建築が残り、日本統治期に台湾全土にあった9カ所の馬場のうち唯一完全な形で現存する施設である。
后里馬場は日本統治期の昭和12年(1937年)に設置された台中州産馬牧場を前身とし、敷地面積は約11ヘクタール。場本部と第一・第二馬廄は昭和13年(1938年)頃に建設され、台中州土木課営繕係が設計を担当した(中国語版ウィキペディア「后里馬場」項目、国家文化資産網の資料による)。戦後初期は台中県農会が運営し、1952年(民国41年)に国軍が接収して聯勤台湾種馬牧場となり、1997年になって台中県政府へ移管され全国唯一の公営馬場となった。2016年、馬廄・場本部・記念碑が台中市指定古蹟に指定された。
后里馬場の見どころ
馬場は1936年に建設され、地勢が平坦で軍馬の育成に適した后里台地に選地されました。建築群は日本式木構工法を採用し、赤瓦の切妻屋根の厩舎と職員宿舎が主軸に沿って配列され、空間の階層が明確です。戦後、台糖が引き継いだ後も馬術訓練を主な機能として継続し、近年になって全体を馬術運動園区として整備し、一般公開と文化活動が開始されました。
園内では定期的に馬術競技と実演が行われ、一般向けの馬術体験コースも受け付けています。日本式宿舎群は一部修復され、展覧会や文化・芸術活動に不定期で活用されています。建築本体には保存状態の良い木構ほぞ組みや小屋組みの細部が残っており、建築史や日本統治期の文化に関心のある方はじっくり構法を観察することができます。
楽しみ方のポイント
実用情報
アクセスと所要時間
- 自家用車またはバイクで后里区泰安路へ向かいます。園内に駐車場が設置されています。
- 台湾鉄道(台鉄)后里駅からバスまたはタクシーに乗り換え、約10〜15分の所要時間です。
- 開館時間と入場料は園の告知に準じます。訪問前に公式情報をご確認ください。
周辺スポット
- 后里区付近には月眉糖廠跡地とレオフーリゾート(麗宝楽園)があり、半日〜1日コースとして組み合わせることができます。
- 泰安鉄道文化園区もほど近く、同じく日本統治期の鉄道史を持つスポットとして、近代史に関心のある方にお勧めです。
情報はウィキペディア「后里馬場」の観光案内および公開資料をもとに整理しています。
よくある質問
后里馬場はいつ設立されましたか。
前身の台中州産馬牧場は日本統治期の1937年(昭和12年)に設立された。
戦後、后里馬場は誰が運営していましたか。
戦後初期は台中県農会が運営し、1952年に国軍が接収、1997年になって台中県政府へ移管された。
后里馬場の特徴は何ですか。
日本統治期に台湾全土にあった9カ所の馬場のうち、建築群が完全な形で残る唯一の馬場であり、厩舎と場本部は台中市指定古蹟となっている。
出典
- 后里馬場-維基百科 — 設立年份、戰後接管單位、1997年移交沿革
- 后里馬場-國家文化資產網 — 文化景觀官方登錄資料交叉核對