台湾総督府(総統府)は1919年に完成した赤レンガ造りの行政庁舎である。日本統治時代の最高行政機関で、現在は中華民国総統府として使用されている。
建築設計は長野宇平治の当初案を基に、総督府技師の森山松之助が改修した。1912年6月に着工し1919年3月に竣工、中央塔楼の高さは約60メートルで当時台湾最高の建物だった。1998年に国定古跡に指定された。
台湾総督府(総統府)の見どころ
台湾総督府は日本人建築家・長野宇平治が設計し、1912年着工・1919年完成。建築平面は上空から見ると「日」字形で、外観はコリント式柱廊・アーチ窓・赤白の煉瓦石材で構成されています。高さ60メートルの中央塔楼は竣工当時台湾で最も高い建物であり、植民地支配の権力の象徴でした。戦後は中華民国総統府として現在まで使われています。
建物の主正面は東向きで、開放式の回廊と中央入口の階段は元の構成を保っています。赤レンガの外壁は年月を経て色合いが深まりました。公開期間中(通常は特定の週末や重要な祝日)は一部フロアや展示ホールに入ることができ、建築の歴史と台湾の政治変遷を知ることができますが、平日は館内全体が一般開放されていません。向かいのケタガラン大道から外観を眺めるのが多くの訪問者の体験方法です。
楽しみ方のポイント
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公開日を事前に確認する総統府の公開時間は限られているため、総統府公式サイトのお知らせを確認し、非公開日に訪れないようにしましょう。
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ケタガラン大道からの外観撮影真正面のケタガラン大道から建物全体の正面アングルが得られます。日の出後の斜光で赤レンガの色が最も鮮やかになります。
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周辺の建築群を巡る近隣の司法院・行政院・台北賓館はいずれも同時期の日本統治時代建築であり、徒歩で巡りながら台北の歴史的建築群を観覧できます。
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館内展示で政治史を学ぶ公開日には展示ホールで建築の歴史と中華民国政府の変遷が紹介されており、台湾近現代史への入口となっています。
実用情報
アクセスと所要時間
- MRT淡水信義線・台大医院駅、または松山新店線・西門駅下車後、徒歩約10分で到着します。
- 公開時間と申請方法は総統府公式サイトでご確認ください。平日は外観のみ周辺道路から見学でき、内部には入れません。
- 国慶日(10月10日)の式典期間中は周辺が交通規制されます。台北市政府のお知らせをご確認ください。
周辺スポット
- 徒歩で中正紀念堂・台北賓館・司法院など同時期の建築を巡り、台北日本統治時代建築の半日ルートを組めます。
- 博愛路沿いには昔ながらの書店や文具店があり、建築巡りの後に立ち寄ることができます。
出典:総統府の公式情報および台湾建築史の公開資料。
よくある質問
総統府の建物はいつ完成しましたか?
1912年に着工し、1919年3月に竣工しました。設計は長野宇平治の原案を森山松之助が改修したものです。
中央塔楼の高さはどのくらいですか?
高さ約60メートルで、竣工当時は台湾で最も高い建物でした。
一般の人は総統府の内部を見学できますか?
特定の週末や重要な祝日に一部エリアのみ公開されます。詳細は公式サイトでご確認ください。
出典
- 建築沿革-建築風華-參觀總統府|中華民國總統府 — 設計者、動工竣工年份、塔樓高度